受験の申し込み方法
受験資格を満たしていれれば、受験の申し込みです。
※私は勤務先に許可を取り、自分自身で手続きしましたので、その流れに沿って紹介しています。
ただ、会社や学校経由で手続きしてくれる所もあるかと思いますので、まずそちらに確認を取っていただく方がいいと思います。
最初に「受験申請書」の請求をします。
……が、その前に。
・自分の受験したい都道府県で、希望の試験が行われる予定かどうか
・検定試験が、前期・後期どちらの期間で実施されるか
の2点をチェックします。
@試験実施場所の確認
中央能力開発協会(JAVADA)のHP → 「職業能力評価試験の実施」の項目 → 「技能検定(国家検定)」の項目を選び。
「○年度 前期or後期 各都道府県実施公示状況」で、試験が実施される都道府県を確認します。
≪補足≫
私の住んでいる県では、前期後期のどちらも「時計修理技能士」の試験予定がありませんでしたので、最寄りの大阪府で受験することにしました。
A技能検定の実施時期(前期・後期)を確認
技能検定試験は、現段階では年に2回公示されます。
今後変わる可能性はありますが、おおむね
前期の公示は3月上旬・後期が9月上旬 ですね。
(※土日祝に当たる場合は、次の最短平日)
@と同じ「各都道府県実施公示状況」で、公示の期間に●がついている都道府県で試験が実施される予定です。
≪補足 1≫
全国傾向として「時計修理技能士」の試験は、
「後期のみの、年1回」「実施されない都道府県あり」です。
≪補足 2≫
当年度の受験者数で変動するとのことですが。
公示後、受験申し込み者が少数の場合、前期・後期のどちらも試験が実施されない年もあるそうです!
「時計修理技能士」は、ややこの傾向がありますので確認必須!!
B「受験申請書」の請求
大半の技能検定は、各都道府県の「職業能力開発協会」に電話やFAXなどで「受験申請書」を請求後、必要書類に記入したものを返送します。
……しかし!
「時計修理技能士」に限っては、他の技能検定と請求ルートが少々違います。
いや、もちろん「職業能力開発協会」へも「受験申請書」の請求自体はできるのですが……。
実は、受験受付先(=返送先)が違います。
試験実施予定のある、各都道府県の「時計宝飾眼鏡商業協同組合」になります。
なぜなら、こちらでまとめて受付後、「職業能力開発協会」に一括して申し込むルートになっているからです。
「受験申請書」の送付先や受験料の支払いは全て、「時計宝飾眼鏡商業(協)」を介します。
他の技能検定通りに請求すると、
「職業能力開発協会」に請求 → 書類到着 → 「時計宝飾眼鏡商業(協)」に改めて申し込み → 書類到着
と二度手間になります。
同封される書類はほとんど同じですが、「時計宝飾眼鏡商業(協)」からしか送られないものが何点かありますので、こちらに「受験申請書」を請求すると時間のロスが少ないです。
≪補足1≫
私の場合、受験希望地が大阪でしたので、書類の請求先・返送先は大阪時計宝飾眼鏡商業共同組合でした。
この請求先も、受験地によって違うと思いますので、必ず各都道府県の「職業能力開発協会」にお問い合わせください。
≪補足2≫
「大阪時計宝飾眼鏡商業協同組合」の場合、直接事務所での受付も行っていました。
近隣在住、またはお立ち寄り可能でしたら、最もスムーズに手続きができると思いますので、他地域の受験ご希望の方も、最寄りの組合でお問い合わせになると良いでしょう。
C「受験申請書」が届くのを待つ
申し込み後、前後1週間程で届くと思われます。
そして手元に届いたら……。
D同封された書類を確認し、必要事項を記入する
・○年度 前期or後期 技能検定受験案内(冊子)
・各級の受験料内訳
・技能検定受験申請書※
・郵便はがき(後で筆記用受験票になります)※
・緑色の封筒(後で実技用受験票になります)※
(※印の書類は、記入後「時計宝飾眼鏡商業協同組合」に返送します)
あ、そうだ。
「受験申請書」に貼る顔写真二枚(40×40mm)と、返信用切手・受験票用切手(はがきver.と封筒ver.2点分)も要ります!
必要事項を記入して写真を貼り付けた後は。
E「受験申請書」「筆記用受験票」「実技用受験票」を返送
書類に関しては以上ですが、これも大事。
F受験料を支払う
のを忘れてはいけません!!
指定の支払い期限を過ぎてしまうと、「受験申請書」が受理されていても、「受験の意思なし」とみなされてしまいます。